ワークフロー

EDGECAM ワークフローとは、全く新しいコンセプトのCAM環境を実現し、 EDGECAMをステップごとに操作するユーザーインターフェイスを備えています。

ワークフローは加工までの手順を、ステップごとにご案内するため、 新しいリボンのツールバーのタブ配置により、ステップごとに左から右のタブの順番で作業ができるように設計されています。

 
 

NCデータ出力までの工程を加速

EDGECAMワークフローは、加工業者の方々がコスト低減、品質向上、リードタイムの短縮といった命題を達成できるように設計されています。ワークフローはソリッドモデルの形状を解析し、適切な加工を提案していきます。

EDGECAMワークフローは、プログラム作成時間という点において、非常に効果があります。シンプルな操作性により、新規ユーザー様のラーニングカーブ(学習曲線)を大幅に低減させることができるのが、その理由です。
 

EDGECAMワークフロー - 5ステップの操作

ファイル: 新しいMicrosoft Officeのテーマと共通で、ユーザー様のファイルやフォルダーの管理を効率的にします。
 
準備: 動的に原点位置を設定し、ワークマネージャー、治具マネージャ、機械マネージャーを使用して、対話的にワークや治具、機械を追加します。
 
フィーチャー: EDGECAMのパワフルな自動フィーチャー検出を使用して、加工する箇所を自動的に認識します。
 
加工: プランニングボードに、推奨する河港とその順番を提案します。必要に応じて、ドラッグアンドドロップにより、簡単に手動変更が可能です。
 
NCデータ出力: 作成された工具パスは、機械シミュレータ内でシミュレーションされ、干渉や衝突、オーバートラベルなどの問題を確認できます。使用する工具そのその設定を確認・編集し、NCコードを出力することによって、5つのワークフローのステップが完了します。
 

加工モデルの読み込みと位置合わせ

ワークフローにより、全自動となりました。多くのCAMシステムでは、手動で加工環境を設定し、原点を作成したり、モデルを移動する必要があります。
 
加工方法と適切な工作機械
加工するモデルの形状により、機械の可動範囲も考慮して、適切な工作機械のリストを提案します。
 
ユーザー定義のワークまたはデータベースからのワーク追加
加工モデルの寸法に応じたワークのリストから選択することにより、簡単にワーク形状を適用できます。 
 
治具の挿入
治具マネージャを使用して、バイスやチャック、クランプなどのユーザー定義の治具を適用できます。
 
加工を支援するストラテジー
フィーチャーごとの加工で、論理的な工具パスを作成できるよう、Edgeamのエンジニアが作成した加工方法のご提案を搭載しています。

これらの一連の流れは、工程を加速するために活用されます。必要に応じて、より詳細な設定変更や、追加工程も定義できます。しかしながら、EDGECAM ストラテジーマネージャーを使用して、社内標準に合わせた加工方法に更新することによって、さらなる自動化を実施することができます。